「私は好きだったのに流行が変わって選択肢がほとんどなくなってしまったモノ」の中に「カナル型じゃないインナーイヤーヘッドホン」があります。
カナル型はイヤホンと耳の位置関係が固定的で遮音性もあるので安定した音が得やすいだけでなく、小径ダイアフラムでも低音が得やすい、長時間使っても耳が痛くなりにくい、イアピース交換することで自分の耳に合わせやすいなど、今までのインナーイヤータイプに比べ利点が多いわけですが、私はカナル型が好きではありません。
理由は「コードのスレる音」「風切り音」がモロに響いて来るという点と、(出始めの頃の)多くのカナル型の音自体にさほど魅力を感じ無かったり、耳の穴だけでイヤホンを支える感じが馴染めなかった、というあたりです。
最初に買ったカナル型はSONYのノイズキャンセリングタイプだったのですが「周囲のノイズが低減されヘッドホン本体自体が発するコードのスレ音/風切り音などのノイズが明瞭に聞こえる」という笑うに笑えない状態で、ほとんど使わないまま友人に譲り、それ以来カナル型には手を出さなくなってしまいました。
で、今まで使っていたコレ→
SONY MDR-E848SPは、10年近く前にSONYの初期のシリコンプレーヤ"music clip"(大容量64MB)と一緒に買ったもので、そろそろくたびれてきていて、いつ断線してもおかしくないくらいに使いこんでいます。なので、そろそろ新しいのが欲しいなぁということでヨドバシへ試聴しに行きました。
実はつい最近まで「少しはカナル型じゃないタイプも生き残っているだろう」と勝手に思いこんでいたのですが・・・こ、これほどまでとは・・・というくらい消え去っていました。仕方なくあきらめていくつかカナル型を試してみることに。
なにしろ久しぶりなので、まずは先入観無しに小径モデルも含め色々聞いてみました。その中で、SONYのモニターシリーズの新製品が耳への収まりがバッチリで、さほどカナルっぽさを感じない上に、なかなか好みの音だったのでコレしかない!となってしまいました。モニターシリーズも上はン万円のモデルまであるわけですが、普段使う音源はiPodなので何万円もヘッドホンにかけるのはオーバークオリティ。ということで実質買値7500円ほどのEX510SLにしました。
SONY MDR-EX510SL残念ながら店頭で発見した時は「入荷未定・予約受付中」で、ネット通販系も軒並み入荷待ち状態。「じゃ、たんじょーびにでもかってもーらお。」ってことで放置してたのですが、ようやくモノが出回り始めたので誕生日には一週間早いですが買って頂いた、というわけです。
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今までのE848は、何のヘンテツもない感じのヘッドホンですが私の耳への収まりが良く音も平均点以上。迫力もありバランスの良い音のヘッドホンだと思います。今日はコレと聞き比べをしました。
エージング無し新品のEX510ではありますが、さすがにE848とは格が違う感じがすぐわかりました。音響評論家ではないので文で表現できないですが、EX510かなりイイです。
早速、これを持って散歩に出かけました。
が、うーん、やっぱカナル型はカナル型・・・
歩き始めるとコードのスレ音もゴソゴソと聞こえますが、無風の中を歩く時に受ける風だけで、だいぶゴーゴーと音がしてしまいます。風が来ようものなら非常にウルサイ!!
せっかくいい音なのに・・・
試しに耳の前に両手をかざして風があたらない様にしてみたら、音が浮き上がってきます。
手をどけるとゴーゴー。これだとEX510は耳アテでもしてないと歩きながらは使えない感じ。
しばらくそのまま聞いて、元のE848に変えてみたら・・・いやー良く聞こえる(笑) E848もぜんぜん負けてないじゃん、みたいな状態。更にE848だと耳センではないので、丁度良い具合に周囲の音も聞こえるから安心感もあるし。
というわけで、歩きの時はこの古いヘッドホンをまだしばらく使うことにしました。EX510は車内とか建物内とか風を受けない場所でじっとしている時に使いたいと思います。
しかし
みんな、こんなにコードのスレ音とか風切り音とか響くのに、良く歩きながらカナル型使ってるなぁ・・・
posted by Jinjin at 2012年03月04日_23:47
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